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【脳トレ問題】漢字書き順問題進行例

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脳トレ問題の定番、「漢字問題」の中でも書き順に焦点を当てた問題になります。

漢字というものは老若男女問わず身近なもので、日本人であれば誰もが読み書きしてきた経験を持つものですよね。

難読漢字などを題材にした漢字問題もよく見かけますが、難読漢字はわからない=諦めることで思考をやめてしまう場合も考えられます。

その点、漢字の書き順であればわかるわからないに関わらず誰もがイメージしやすいという特徴があり、特に集団で行う場合の脳トレに適しているのではないでしょうか。

書き順を考えていただく対象となる漢字も難しいものである必要はありません。

私がこのような問題を行う場合に意識するのは、漢字の正しい書き順を覚えていただくことではなく、対象となる漢字を見て頭の中や手を使い漢字の書き順をイメージしていただくことです。

特に集団で行う場合には、解答が複数に分かれることで「もしかしたら違うかも…」などと考えていただく機会もできやすく、解答を聞いて「そうだったのか」と記憶に留めるきっかけも得られると考えています。

そのため、対象となる小学生で習う程度の漢字で十分であり、興味を持っていただくために多少の難易度を設けたい場合であっても、間違えやすい書き順の漢字を選択することで対処できるかと思います。

では、例題や進行例はページ後半で。


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例題と進行例

【必要なもの・事前準備】

紙、またはホワイトボードなど問題を記載するもの

【例題】

「田」、「世」、「母」、「可」、「飛」など、書き順に迷いやすい漢字などを選択すると、解答を発表した際に意外性から興味を持っていただきやすい。

漢字のどこか一画を指定し、そこが何画目なのか考えていただく。指定する一画の色を変えるなどしてわかりやすくする配慮が必要。

※問題となる漢字は特別難しいものでなければ何でもよいと思います。

【進行例…進行時の例文を参考までにいくつか記載しています】

・問題説明

①「今日は簡単だけど意外と間違えやすい書き順の漢字を集めました。一画だけ色の異なる部分がありますが、ここは何画目でしょう?頭の中で漢字の書き順を想像してみてください。」

②「今日は漢字の書き順を思い出してみましょう。一画だけ色の異なる部分がありますが、ここは何画目になるでしょう?普段、どのように書いているか思い出してみましょう。正しい書き順を覚えることが目的ではないので、しっかりと想像してみてください。」

③「今日は漢字の書き順を思い出してみましょう。正しい漢字を覚えることが目的ではなく、頭の中で漢字を思いだし書いていただくことが目的なので、自信がなくて答えづらいという方もしっかり想像してみてください。」

など。

・進行途中でのヒント、盛り上げ方の例

①「○画目という解答が出ましたが、他の方はどうでしょうか?自分の書き順と比べてみてください。」

②(解答が複数にわかれた場合)「○画目と○画目というように答えが分かれましたね。もう一度実際に書くつもりで思い出してみてください。」

③「この漢字の書き順ですが間違えやすく私も誤って覚えてしまっていました。ちなみに私は○画目だと思っていたのですが小学校で習うような漢字でも意外と難しいですね。」

④(他のスタッフがいれば)「○○さんは何画目だと思いますか?(解答をもらい)○○さんは○画目ということですが皆さんはどうでしょう?」

など。

・解答の発表例

①「皆さん、○画目という解答で揃いましたね。実際に書きながら答えを発表したいと思いますので、私が書いていくのをしっかりと見てもう一度頭の中でイメージしていきましょう。」

②「答えがいくつか分かれましたが、実際に漢字を書いていきたいと思います。私が書くのをしっかりと見て皆さんも頭の中で一緒に書いてみてください。」

など。

・締めの言葉

①「普段見慣れている漢字も書き順となると意外と難しかったのではないでしょうか?漢字の書き順には字をきれいに書くための意味もあるようなので、もしよければ今後字を書くときに少し意識してみてください。」

②「小学校で習うような漢字でも意外と難しかったですね。今日やった漢字を新聞などで見かけた際などに、もし覚えていただら書き順はどうだったかな?など少し思い出してみるといい脳トレになるかもしれませんね。」

など。


高齢者の方というのは漢字に興味・関心を持たれている方も多いです。

定番ネタではありますが、一問目などに意外な解答のものを持ってくるなどすることで興味を強めることができるのではないでしょうか。

ただし、漢字という堅苦しいものが題材ではありますので、飽きられない、疲れさせない配慮をしながら進めていく必要性はあるかと思います。

それでは最後までご覧いただき、ありがとうございました。