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今回追加する問題は「スタッフ連想クイズ」となります。
ホワイトボードなどを活用し、趣味や好きな食べ物といったヒントから職場のスタッフさんを連想していただく形式の問題になります。
対象となるスタッフさんは1人でも複数人でも構いませんが、複数人で行った方が悩む要素を生みますし盛り上げやすいかと思います。
この問題はスタッフ関連問題の中でも、スタッフさんとご利用者様との距離を縮める効果を期待できるものではないかと思います。
特に新人スタッフさんが入社された際など、ご利用者様と面識の乏しいスタッフさんに関しての問題を実施することでご利用者様に興味を持っていただくきっかけ作りにもなりますよね。
どの場合も問題に登場するスタッフさんの方がおられる状況が望ましいかと思いますし、進行の過程で問題に登場するスタッフさんに話題を振ることで盛り上げやすくもなります。
出題者の方と問題の対象となるスタッフさんとの関係性もありますが、問題進行の過程で「イジり」を入れてもいいかと思います。これに関しては対象となるスタッフさん、ご利用者様などが不快感を覚えない内容、程度が必要になってくるかと思います。
では、例題や進行例はページ後半で。
例題と進行例
【必要なもの・事前準備】
①ホワイトボードや紙など記入できるもの(参加人数に合わせて)
②問題に登場するスタッフさんの情報収集
【例題】
・スタッフ3人(それぞれA、B、Cとする)の①趣味、②好きな食べ物、③嫌いな食べ物、④特技、⑤年齢、⑥身長をヒントとして利用。
※ヒントの内容は特徴的なものやご利用者様に興味を持っていただけそうなものなど、特に指定はなく職場で差し支えないものであれば何でも大丈夫かと思います。
・ヒントをホワイトボードに記入し集団での脳トレを想定。
【進行例…進行時の例文を参考までにいくつか記載しています】
・問題説明
①「今日はスタッフに関する問題を行いたいと思います。ホワイトボードにこの職場のスタッフさんのプロフィールを書いています。このヒントのイメージからこのAさん、Bさん、Cさんが誰か想像してみてください。」
②「今日は普段皆さんと関わっているスタッフさんに関する問題です。趣味や特技などを聞いてきたので、このAさん、Bさん、Cさんが誰なのか想像してみましょう。」
など。
・進行途中でのヒント、盛り上げ方の例
①「Aさんは趣味が読書ということです。この職場の中で読書が好きそうなスタッフといえば皆さん誰が思い浮かぶでしょう?」
②「Bさんは特技がスポーツということですが、見た目の印象からは少し想像しづらいかもしれませんね」
③「Cさんは身長がかなり高いですね。普段見ていて背が高いなというスタッフはいますか?」
など。
・正当が出た場合の対応例
①「Aさんは特技がスポーツということですがイメージ通りでしたね。」
②「Bさんは裁縫が得意ということですが、普段とは少し違ったイメージだったのではないでしょうか。」
③「Cさんは女性ですが格闘技が得意ということで少し意外ですね。私も初めて知ったのでこれからは怒らせないように気をつけたいと思います。」
など。
・締めの言葉
①「今日はスタッフさんに関して、すでに知っていた一面から新しく知った一面があったのではないかと思います。まだまだ知らない一面もあるかと思いますので、気になる方は○○さんを見かけたら聞いてみてくださいね。」
②「今日はAさん、Bさん、Cさんに関して色々と知ることができましたね。その他のスタッフさんに関しても話を聞いてみると意外な一面が見つかるかもしれませんね。気になる方は質問してみましょう。」
③「今日は3人のスタッフさんに関して問題をさせていただきました。ちなみに今日の問題には出ていない○○さん、大きな体に似合わず実は虫が苦手とのこと。こんな感じでスタッフに関してまだまだ知らない一面もたくさんあると思いますので、気になることはどんどん質問してみましょう。」
など。
どの問題もそうですが、進行役のスタッフさん次第で盛り上がりも盛り下がりもしてしまうのが難しいところ。
上記の例文では前半で触れた「イジり」の要素を少しだけ入れています。
あまりイジり過ぎてスタッフ間の関係性を悪化させないように事前に断りを入れておくなど配慮しておきましょう。
また、周りのスタッフばかりイジるのではなく、進行の過程で自虐的な内容や自身に関する内容を挟んでみたりすると意外とウケがよかったりもします。
このあたりは経験による部分も大きいと思いますので、試行錯誤しながら進行に役立つテクニックや話術を見つけていきたいですね。
それでは最後までご覧いただき、ありがとうございました。